タロットリーディングで物語と繋がる2

昨日めちゃくちゃ楽しかったので、第二弾です!


今回は昨日にも増して、面白かった……。

ぜひ最後までご覧くださいね!


それではよろしくお願いします。

ちゃんとした文章でまとめた「プロット版」も公開しました!


【プロット版】タロットリーディングで物語と繋がる2

シャッフルしてたら出てきた:ワンドのナイト


世界観:ペンタクルの3(逆)



ペンタ3か〜……。

惰性とか……。うーん。学園物でサボり魔が出てくる、とか?


でもなぁ、ワンドのナイトも出てるから、砂漠っぽくもある。うーん?

でも学校っぽかったんよなペンタクルの3


とりあえず、主要人物もらおう。


主人公:女帝(逆)



え、エンプレスの逆、かぁ……。なんか正統派美少女、みたいな感じを受けたから、その逆となると……、不良少女?


でもなぁ、ただの不良少女っていうよりは、

うーん……、なんか表面上、優等生みたいな、そんなイメージだよな。


うーん。あー……、生徒会長(女)、実は裏の顔は――みたいな?


相手役:ワンドの3(逆)



えー? ワンドの3か。しかも逆。

なんか、落ちてってる感じするよなぁ。

見た目不良の真面目ー?

いや、でもなんだろ、なんか違う。

なんか、レジスタンスみたいな感じがするなぁ。

…………レジスタンス、って具体的に何だっけ。


調べた。

あー、反抗運動、ねぇ。

となると、主人公は横暴な政治(?)を行う、専制生徒会長かな。

ふむ……。

でも、逆位置だから、多分心からそういう行動はしてないな、これ。

うーむ。

心の内には、なんかそういう…優しさ? みたいなのがあって、裏で苦しんでる、みたいな。


苦しんでる側が主人公なんだよね?

ふむ……。


あーでもワンドのナイトもあるんだよね。後で効いてくんのかな……?

とりあえずあれだよね。相手役はレジスタンスの誰かだろうな

あ、でも、そうとは限らないのか。逆位置だから、主人公側の人間がスパイで入ってる――っていうのも考えられるな。

どっちがいいんだろ。


うーん。これ、相手役が主人公側か、そうじゃないか、で、だいぶ変わるよね……。

ふうむ。


じゃあ、彼女が物語を通してどうなるのか、3枚引きで。


序盤:悪魔(逆)

中盤:月(逆)

終盤:ペンタクルのクイーン(逆)



なんか、昨日から逆多くない? 混ざってる? 大丈夫?


えー、でもこの感じだと、序盤は安定→後半崩れる、だから……。

やっぱり、相手役スパイなのかな。

んで、実はレジスタンス側の二重スパイだったと判明して、精神グズグズになるやつか? これ……。


……おかしいな。今日の話は明るめでおねしゃす! ってはじめに頼んどいたんだが……? あれ?


やっぱり、男女が鎖で繋がれてる(悪魔)が、逆位置だから、なんか甘えてたのを脱却しようとすんのかな。

そんで、月・逆で心配事がなくなって、

……そういう風に見せて、でも実は、で相手役の二重スパイが発覚、かな。


んー……。終盤がいい感じのカードの逆ってやばいよね。

あーでも、そっか。主人公がエンプレスだから、その地位から転落するみたいな可能性もあるか。

中盤が、犬と狼が楽しそうに見えるから、二人にとって蜜月なんだろうな。


ふむ。相手役について知りたいな。2枚引きで表層心理と深層心理見るかな。


相手役の表層心理:カップの5

相手役の深層心理:ソードのナイト



えー、ナイトめっちゃ出るじゃん。

なんか、主人公のこと守りに行ってそうなんだよなぁ。

表層の方も、落ち込んでるし……、なんか、零れてる赤いのが、主人公からの愛情に見えるなぁ。

彼女からの愛を失うかも、って怖れてるんかな。そんな感じに見える。


でも、現行の体制を壊すのは間違いないから、ソードのナイトどう見ても戦いに行ってるし。

つまりは、主人公の苦しみに気付いて、そこから解放するという理由も含めて体制を壊すのかな。


……ところでこれ、ほんまに学園ものなの……?

今のところ学園ものなんだが……。

砂漠に囲まれた街にある、大きな学校が舞台のイメージ。

……でも、やってることがどうみても学園じゃないな。まあいいけど。


主人公とって相手役って白馬の王子様的なやつなんかな。そんな感じする。


主人公についてもうちょい掘ろうかな。


主人公の外見:ソードの8(逆)

主人公の内面:ワンドの6(逆)



ガチガチに縛られてんだけど……。あ、でも逆だからそうでもないんか。

さっきからほんとに逆多いな。


ふうむ。ということは……。

外面的には卑屈で、内面は甘えた――、あー、いや、卑屈は違うか。

なんか良いとこのお嬢様、言動とか思想とかガチガチに固められてて、窒息しそう、みたいな子かな。本当は人に甘えたくて、それを唯一許してくれたのが相手役だったのに――、

ってやつだな……。

やべぇな。相手役くんのド鬼畜具合……。まあ、本人も望んでやってたわけではないだろうけども。


なんか、ソード8の耐え忍んでる感ヤバいなぁ。ワンド6もなんか心ここにあらずに見えるし……。相当生きづらそうな子だなぁ。(物語としてはおいしいね)


でも物語開始時点で、既にもう結構甘えてるよね。


二人の出逢いほしいな。きっかけで。


二人の出逢い:ソードの4(逆)



また逆?


まあつまり、どっちかが動き出した時だから……、レジスタンスが動くことになった時かな。

ソードだし。なんか決意決めてる感じするもんね。

となると、相手役はしっかり騙すつもりで近付いたんだな。


じゃあ、いつ心がグラついたんだろ。


相手役が絆されるきっかけ:カップのペイジ(逆)



逆多すぎん? あれか? 二重スパイの話だから??


まあ、ともかく。

てか、逆だよね……? えー? 頭が固いところが好きになったの?

あー、いやあれか。案外「出来ない子」だって気付いて、かわいくて仕方なくなったのかな。それだな。


何て言うか、あれだよな。

なんか正位置なの、最初に出たなんかよくわかんない一枚と、相手役だけじゃん。主人公関わると全部逆じゃない? やばいな……。


とりあえずあれだな。序盤の時点での、相手役→主人公の気持ちを聞くか。


序盤での相手役→主人公の気持ち:ペンタクルのエース(逆)



え、逆!?

えー、あれかな。好きになりかけてる感じなんかな。

ペンタクルを隠してるように見えるしなぁ。あれなんかな、うっすら気付きつつあるけど、気付きたくないから、自分にも嘘ついてる、みたいな状態なんかな。それかも。


そうだな。主人公側も聞いとこうか。


序盤の主人公→相手役の気持ち:カップのナイト(逆)



また逆!!

うーん。こっちも自覚してない系かなぁ。


そもそもだけど、好きになるの? これ。


終盤の主人公→相手役の気持ち:ペンタクルの8



お、久々に正位置じゃん!

あ、でも待って。そんな好きじゃないな、これ。

むしろ、最終盤の相手役見て、「ぽっ……、あれ、もしかして……?」ってやつだな!?

となるとあれなんか……? もしやこの主人公相当鈍い……?

えー、相手役、頑張って〜!


えー、なんか育んでる感すごいもんなぁ……。

でも、唯一絶対な甘え方してんだよね……。えー……、エモくないですか、皆さん!!

やばいなぁ……。


でもあれよね。序盤がカップのナイトの逆だから、

最初はけっこう(甘えてるがゆえに)雑な扱いしてんのかな。

そんな感じやな。


……さて、そろそろ中盤の試練を聞こうかな。


中盤、月か……。心配事がなくなるんだよね……。

あー、でもあのサソリ、なんか怪しいな。

それとこれ、どっちが狼なんだろう。黄色? 黄色ってことにしとこうかな。

まあ、んで。狼は多分相手役だよね。


中盤の問題:ペンタクルのペイジ(逆)



目先の利益を追う、かぁ……。

あれかな。相手役が主人公への気持ちとか、それを抱いてること自体への罪悪感を消すために、なんかレジスタンスのために先走って行動して、なんか失敗すんのかな。

んで、それを生徒会長たる主人公にリカバーしてもらって落ち込む感じかな。

でも、そこで主人公は「あなたがいなければ解決できなかったわ」的な事言って、好きな気持ちを止められないことを悟ると同時に、すさまじい罪悪感に押しつぶされそうになる。って感じかな。

……まあ、この時点ではまだ二重スパイばれてないんで、全部相手役の心の内で起こってるんだけど。


そろそろ二重スパイがバレるきっかけ見てみるか。


スパイがバレるきっかけ:カップの2/カップのクイーン(逆)



なんか二枚出た……。

えー! カップの2なの!? 正位置!? しかも!!

ということは、自分からバラすんかな?

あー、そっか。

相手役が主人公に……例えば危機が迫ってる、とかで自分の正体を明かすんだけど、主人公がショックすぎて受け入れられないんだ。


ここクイーン出てんの意味深だなぁ……。

カップの2の方も、右側の人受け取り拒否してるように見えるもんな。

クイーンの方も、すごく大事にしてた関係性(カップ)を壊されたような感じがしてる、みたいな感じがするもんな。


ふむ……。

じゃあ、主人公の次の行動見ようか。


主人公の行動:正義(逆)



うーん。混乱しつつ、徹底抗戦。みたいな感じかな。

でもきっと、心の中では泣いてんだよね。ジャスティスの人悲しそうだもん。


じゃあ、徹底抗戦した後、主人公と相手役の命運を聞こうか。


主人公の抗戦後:塔

相手役の抗戦後:ペンタクルの2



塔か〜……。ほんまにこういう感じで出るんだなぁ、カード。

主人公の方が全て崩壊して、それによってようやく相手役の言葉を聞いてくれるようになるのかな。

そんで、相手役も主人公とコミュニケーションが取れるようになる、と。

塔は冠剥がされてるし、ペンタ2はなんか物憂げだなぁ……。

ペンタ2の後ろの波から察するに、それでも状況は落ち着いてないんだろうな。


まあでも、コミュニケーションが取れてるあたり、主人公死んではいないな。(学生抗争で死者って困るんですけど)

まあ、世界観的には別にね。昔の日本も大荒れだった事だしね。

あー、でもそうか。もしや、死んだことにして匿ってる(囲ってるともいう)とかもありなの?


うーん。二人のその後見るか。


二人のその後:愚者(逆)



やば……。これ監禁エンドあるんじゃね……?

いや、「監禁」は言い過ぎだな。

海の見えるコテージみたいな家が見えた。そこで軟禁生活だな……。(そんなに変わってないのでは)

まあ、ほとぼり冷めたら外出も許してくれるだろうし、別に人権侵害されてる感じのあれではないよ。二人の愛の巣だよ。(主人公側、自分の気持ちに気付きたてなのにね)


まあつまり、相手役がせっせと主人公に「愛」を囁き、かいがいしく世話を焼いて、まめまめしく貢ぎ物をするため「の巣」だよ。うん。


最後に念のため、この時点での二人の気持ちについて見とこうか……(やめときゃいいのに)


あ、さっき海って言ったけどもしかしたら、湖とかオアシスの畔かもしれん。


主人公の気持ち:吊るされた男

相手役の気持ち:戦車(逆)



なんか相手役の方がヤバそう? もしかして。

主人公は多少不自由ながらも、なんかいい感じで生活してるように見えるんよね。なんかあんまりしんどい感じしない。


でもなんだろ……、相手役の方……。

特に前にいるスフィンクス(?)二匹なんだけど、疑いの眼差しを感じるんよね。

つまり……、

「僕を捨てないでくれ……、お願いだ……」

的なやつなのか!? え、最高かよ……。

自分で連れてって、軟禁――もとい匿ってるのに、それは主人公の意に反してるって思い込んでて苦しんでるやつだなぁ……。


しかもなんか、主人公の方はそういうところまで分かってて、楽しんでるというか嬉しいというかな心情が伝わって来たんだが……!?

ここにきてヤンデレなの!? え、いいね!?


え、でもそうなると、終盤の主人公の気持ちペンタ8の解釈変わるな!?

これを狙って起こしてた可能性が出てくるぞ……。


このハングドマン、やってやったかあるもんな……。

えー、すっかり騙されてたなぁ……、いつからなの……?


追加で主人公が相手役を好きになったきっかけ聞きます。


主人公が好きになったきっかけ:太陽



ここに来て、大アルカナしかも太陽の正位置なの!?

え、子供の頃……? いや、なんか違うよな……。

なんか「一目惚れ」って降りてきたんだけど……!? えっ!?!?


ということは、カップのナイト・逆の時点で、既に「芝居してる」ってことか!?

そういう感じなの!?!?


そういうことか!!

最初のワンドのナイトは、暴れ馬(下で色々策略を巡らせている相手役)を上手く乗りこなす主人公、なんだな!?


えー、やばい!!

すっかり騙されたんだけど!!

すごいな……。

すごい……。


もう、私からは言うことないです、末永くお幸せに……。

もう最初の時点で、主人公に関して「実は裏の顔は――?」とか言ってる……。

なんか、読みなおしてると、ほんとに主人公に全部騙されてんだよね、私……。すごすぎる。


……これ、どこまでおもしろさ伝わってんだろね。

なんか動画の方が伝わんのかな、とか思わんでもないけど、この時間喋ったら喉やられちゃうな……(今日は3時間くらいかかった)

しばらくはこの形式で続けます。

今回使ったタロット

❀THE RIDER TAROT DECK

プロット版はこちら

【プロット版】タロットリーディングで物語と繋がる2

【プロット版】タロットリーディングで物語と繋がる2

メモ書きver.を(ちゃんと読める文章で書いた)プロットにしました!

メモver.はこちら。


タロットリーディングで物語と繋がる2

 とある砂漠の街にある学園で生徒会長をするエンジェリンは、生徒の自治に任されたその学園で、強権的な支配者として君臨していた。

 しかし、その体制に不満を持つ者も多く、彼女の右腕として補佐をするレリスと共に、反抗勢力への対処に追われていた。


 そんな中、エンジェリンはより戦いを有利に進めるべく、最も信頼しかつ顔の割れていないレリスを、反抗勢力のスパイとして潜入させることを決める。

 少しづつ情報が集まる中、偽の情報が混じったり、こちらの情報が漏れていたり、と相手方も生徒会にスパイを潜入させている疑惑が出てきてしまう。そして、生徒会の機密文書を盗もうとしている人物が発見されるのだった。

 話を聞こうとするも、レリスの手違いでその人物を逃してしまい、「わざと逃がしたのではないか」と疑われてしまう。しかし、エンジェリンはレリスを信じて咎めなかった。

 だが間もなく、生徒会役員やその家族に関する裏金についての話が出回ってしまい、これまで中立を保っていた生徒たちも、反抗勢力に傾いていった。


 どうするべきか悩むエンジェリンだったが、そこに訪ねてきたレリスが「自分は反抗勢力側のスパイだった」と暴露し、逃げるように促してくる。ショックを受けたエンジェリンは、到底それを受け入れられず、彼を追い出すと徹底抗戦をすることに決めたのだった。

 同じ頃、反抗勢力側は署名を集め、学園に嘆願することで、生徒会長の罷免決議とれることになってしまう。しかし、引かない生徒会側とで乱闘になり、負傷者を出しつつも反抗勢力側の勝利に終わった。

 だが、その日を境にエンジェリンは姿を消してしまうのだった。


 闘争を逃れたエンジェリンは、学園から離れた場所にあるオアシスの畔に建てられた家に移り住んでいた。

 その手首には鎖が取り付けられ、外出は制限されていたが、そんな彼女の世話をレリスがかいがいしく焼いていた。

 混乱の中でエンジェリンを連れ去り囲いはじめた彼は、彼女といられる喜びと、その自由を奪っている自責の念で苦しむ。


 しかしエンジェリンは――、それらを全て承知の上で、上手く事が運んだと自分の立てた策略に満足して、レリスとの日々を楽しむのだった。

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